イチョウ葉エキスとは

イチョウは一科一属一種の植物なので、 イチョウに似た植物は他に存在しません。 イチョウは1億5千年前から存在している植物で、 生命力が非常に強い植物でもあります。 そのイチョウの木の緑葉のエキスがイチョウ葉エキスです。
イチョウ葉エキスの主成分にはフラボノイド、ギンコライト、 ビロバライトがあります。 フラボノイドには狭くなった血管を広げる作用と 痛んだ血管を修復し、血管の弾力を復活させる作用があります。 ギンコライドとビロバライトはテルペンの構成成分です。 ギンコライドは血小板の凝集を抑制し、活性酸素の発生を予防する 作用があります。 ビロバライトには脳神経を保護し、記憶力を向上させる作用があります。
日本では一般食品として扱われていますが、ドイツをはじめ 世界55カ国では医薬品として扱われています。 脳の血行促進、頭痛・耳鳴りの緩和などに効果が期待されています。
健康食品であるため、医薬品との相互作用は心配ないとされていますが、 医者にかかる場合は服用をしていることを伝えておくことが大切です。 それは一部薬と似た効能があるため、効果が増強して 副作用が出る場合があるからです。
また、イチョウ葉エキス食品には規格がないため品質にばらつきがみられ、 特有成分の含有量が異なりますので、摂取量を確認し服用すると良いでしょう。

イチョウ葉エキスの効果

イチョウ葉エキスは、脳内の血液循環を促進し、 脳細胞を活性化させるといわれているため、 日本では物忘れが気になり始めた方や
受験生が愛用しているようです。
また、飲んだ人の中には、頭痛が緩和されたり、肩こりがなくなったり、 生理痛が緩和されたという話も聞かれます。
ドイツのDrWシュワーベ製薬がデポニンという商品名で販売している イチョウ葉エキス原料の医薬品の効果・効能をみると、
痴呆症の治療、抹消動脈閉塞症の治療、耳鳴り、めまいの治療が 適応症として示されていて、その有効性がヒトへの臨床試験で明らかに
されています。
イチョウ葉エキスのフラポノイドは抗酸化作用が強力で、 複雑多岐にわたる活性酸素の発生から身を守ってくれます。
またイチョウ葉にしか含まれていない二重フラボンと呼ばれるフラボノイドがあり、 こちらは血管を丈夫にさせる働きがあります。
ギンコライドはリンパ球や血管内皮細胞で生成されるパフと呼ばれる 血小板活性化因子の働きを抑えてくれます。
パフは血液を凝固させる働きがありますが、 余分に作られてしまうと有害となってしまい、ぜんそくや アレルギーに関与します。
余分なパフの働きを抑えることで、ぜんそくやアレルギー症状の抑制につながります。
イチョウ葉エキスを選ぶ際、注意したいのは有効成分の一部であるギンコライドです。
若木の葉や根にしか存在しない上に、収穫する時期や地域によっても 含有量が違ってきてしまいます。
そのため、製品によっては有効成分がほとんど含まれていないものもあるので、 信頼できるメーカーを選ぶことが大事です。
またイチョウにはギンコール酸というアレルギー反応を起こす 可能性がある成分が含まれているので、 心配な人はギンコール酸が除去されている製品を選ぶと良いでしょう。